光沢が鈍くなってきた時は、重曹を用いて磨いてください。 融点が低いため、火気の近くに置かないでください。 電子レンジではご使用になれません。 食器洗浄機や乾燥機はご使用になれません。 たわし等でこすらないでください。 低温により錫が変質するおそれがあるため、冷凍庫には入れないでください。また、冷蔵庫での長時間の保管もお控えください。 柔らかい素材のため多少の形の変化をお楽しみいただけますが過度に曲げると亀裂や破損の原因となるためご注意ください。 酸味の強い飲食物を入れたままにすると変色の原因になるため、ご使用後はすぐに洗ってください。 熱伝導率が高いため熱いものを入れた際は器ごと熱くなります。火傷には十分ご注意ください。
サイズ:高さ39 × 幅33 × 奥行55(mm)
重さ:290g
デザイナー:小久保 光将
マテリアル:真鍮
製造:富山県高岡市
富山県高岡の地で100年以上愛され続ける錫の鋳造技術株式会社 能作
より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る。そんな思いが込められた能作は、技術と素材を最大限に生かすデザインを
探求し続け、富山県高岡の地で人に愛され 地域に誇れるものづくりを目指しています。 お酒の雑味を除き、まろやかな味わいになる錫(すず)の酒器。
抗菌性・熱伝導がよく、錆びや腐食に強い錫は、日本古来から神仏器具として、そして酒器として使われてきました。
特に古くから寺社仏閣では錫の御神酒徳利(おみき‐どくり)が使われ、そのため御神酒徳利を「すず」とよび、
宮中では今でもお酒を「おすず」と呼ぶことがあるそうです。また錆びない・朽ちない金属なので縁起がよいとされ、
錫器は繁栄を願う贈答品としても親しまれてきました。錫などの金属器に「冷たい」「硬質」な印象を持つ人もいるかもしれませんが、能作では必ず
職人が手で仕上げます。純度100%の錫が柔らかすぎて 機械仕上げに向かないためです。柔らかく手になじみ、
どこか温もりを感じる金属と言われる所以かもしれません。ぐい呑などは、手から器へと伝わる温度によって心地よく、さらに美味しくお酒を楽しんでいただけます。変色しにくい錫は、
お手入れも簡単で、使うほど味わいある酒器になり、お酒を召し上がる時間がよりいっそう楽しくなります。
能作の商品は主に鋳造(ちゅうぞう)という技法を用いて作られています。 鋳造とは、溶かした金属を型に流し込み、
冷やして目的の形状にする製造方法のことです。金属を流し込む型を鋳型(いがた)、その型から取り出してできた
金属製品は鋳物(いもの)と呼びます。
能作は、素材特性を最大限に引き出すべく 様々な鋳造方法・加工技術を用いることで、鋳物の可能性を拡げ続けて参ります。
錫は金、銀に次ぐ高価な金属で、抗菌作用が強く、酸化しにくい素材です。紀元前1500年頃の古代エジプト王朝で
錫の道具が用いられ、日本でも正倉院に錫製の宝物が納められています。また、錫の器に入れた水は腐らない、
お酒がまろやかになると言われ、古くから酒器や茶器などに使われていました。 能作の錫は、純度100%です。
通常は硬度を持たせるために他の金属を加えますが、能作の錫はそれらを一切含みません。100%の錫は柔らかく、形状や厚さにもよりますが手で容易に曲げることができます。曲げる時にピキピキと音がしますが、
これは錫の分子が擦れ合う音でTin Cryと呼ばれています。 人肌に馴染む錫を、生活の様々なシーンでお楽しみください。
真鍮は銅と亜鉛の合金であり、紀元前1000年頃から用いられています。古代ローマ帝国では貨幣として
使用され、日本でも奈良時代 中国から伝来した真鍮製品が正倉院に納められました。現在は、いちばん身近なものでは
貨幣の玉があり、小物、インテリア、建築金物を始め、その特性でもある澄みきった音色から仏具や楽器の材料と
しても愛されています。 能作の真鍮製品はひとつひとつ、職人の手により仕上げられています。真鍮製といっても
仕上げによるその表情は様々、能作の技と心意気が詰まった味わいのある製品をお楽しみください。
青銅とは銅と錫の合金ですが、一般的にはブロンズとして広く知られています。歴史的にも非常に古く、紀元前2,000年の
メソポタミア文明で使用されていたと考えられており、日本でも紀元前300年頃には稲や鉄とともに九州に伝わっています。
銅鏡や銅鐸など耐蝕性に優れた素材として使用され、奈良の大仏や長崎の平和祈念像も青銅で鋳造されています。 能作ではその性質を生かし、苔盆栽シリーズや特注品の
建築金物、オブジェなどに青銅を用いています。
能作の錫の特徴は、純度100%であること。純度100%の錫は非常に柔らかく、手で容易に曲げることができます。
この曲がる特性を最大限に生かした商品が「曲がるシリーズ」です。
伸ばし方次第で、フルーツ・パン・ボトルを入れたり、花器として装飾的に、逆さにして剣山の変わりとして生け花のお供に、
そして吊るしてランプシェードにと、自由に形を変えて用途や場面に合わせてお使いいただけます。
曲がるシリーズ以外にも、錫の特性を生かした商品を生み出しています。 例えば、酒器。
その歴史は古く、平安時代の宮中では、お酒を召し上がる際に錫器を用いたと言われ、お酒と錫の相性はその時代から
日本に根付いています。
能作では 30種類を超えるぐい呑(猪口)や、様々な形状の片口(徳利)・ビールや焼酎用の酒器をご用意。冷酒はキリリと、ぬる燗は
一層香り高く、泡はよりきめ細かく、焼酎や柑橘系のジュースもまろやかに。
ご使用後は柔らかいスポンジを用いて、台所用洗剤(中性)で洗ってください。
サイズ:高さ39 × 幅33 × 奥行55(mm)
重さ:290g
デザイナー:小久保 光将
マテリアル:真鍮
製造:富山県高岡市
729 入札履歴
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